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Sakito.A

Author: Sakito.A

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ラーメン屋につくと、夜の9時になるにも関わらず、大勢の人が並んでいました。みんな、チラシを見て安く食べようと来たのかもしれません。

中には夜もかなり遅いのに、子供をつれた大人もいます。夜のラーメン屋さんに子供を連れてくることには若干の疑問がありました。

さて、外は少し寒く、住宅地のためあたりはとても静かです。

お店の上から横に伸びる煙突からは、ラーメンの香りが少しだけ漂ってきていました。

私たちの番が来て、食券を買い、店の中に入りました。お店はラーメン屋というよりはちょっとお洒落なバーという感じで、たくさんの種類のお酒の瓶が並べられていました。

少し見渡しただけでも、私でも知っている有名なワイン、ウィスキーが目に止まりました。

私たちは全員、当然、その「特製しおそば」を注文。カウンターで座って待ちました。





不思議な気分で待っていたところ、出てきた塩ラーメンは、真っ白な底の浅めのどんぶりに入っていました。

トッピングには野菜などが乗っていました。特に僕の目を引いた物は、黄色の卵とベーコンでした。黄色の卵は黄金のタマゴと言うそうで、ウコンで漬けて着色しているそうです。

ベーコンの方は、リンゴなどの果物を使い、燻製かなにかで仕上げたものだそうです。

なるほど。チラシで大きく取り上げるとおり、手がかかっているようです。

第一印象は、ラーメンというよりはカラフルなサラダを目の前にしているといったものでした。コンビニでよく見る、麺の上にサラダがのった物をもっと豪華にしたものと言うと、わかりやすいかと思います。

となりを見れば、一緒に来た下宿生達はすぐに食べ始めていました。そして、私を除いた隣同士でおいしいなと同意し合っていました。

まずゆっくりと箸で麺を拾い、恐る恐る、口に運びました。

きっと、店員さんからすれば、異様な光景に移ったに違いありません。




「!?」




もう一口。




「!?」




これが、美味しいラーメン?



たしかに、塩のスープの味はします。けれど、ただしょっぱい塩水と言った印象。

ダシの味がするわけでもなく、それに代わるような別の物が入っている気配もなく、脂の浮いた塩水といった様子です。

単調な塩辛さがあるのみで、深みもコクもなにもありません。

何かの間違いかと思い、トッピングをつまんでみましたが、どれもこれも不思議な味。時々お祭りなどで見つけるような、珍味博にありそうなタイプのものでした。

今思えば、そう思ってたべれば食べられたのかもしれませんが。。。


私は外食で残すと言うことは、一度も記憶にありません。しかし、このラーメンばかりは本当の意味で食べられませんでした。

ついでに言うと、外食で初めて「お金を返してほしい」と思った瞬間でもありました。

隣でスープまですっかりきれいに飲み干した他の下宿生を横目に、私は二口だけ麺をすすり、トッピングも一口ずつ食べただけで箸を置きました。

たまたま私のどんぶりがハズレだったのでしょうか。しかし、たいてい流れ作業で同時に入った注文は一度に作るラーメン屋さんでそんなことなど起きるのでしょうか。



「うまかったな。」

ラーメン屋を後にして、チラシを持ってきた下宿生が言いました。そして、次々に他の下宿生も同意しました。私を除いて。

結局、生半可に食べたせいで余計にお腹が空いてしまい、途中で私だけはぐれて、ファミリーマートに向かいました。

ファミチキとLuckyStrikeがこんなに美味しいと感じたのは、おそらく初めてだったでしょう。



話は戻り、ここは普通のラーメン屋さん。

そんなこんなで、渋っていた私は友人に勧められるままに塩ラーメンを注文しました。

卓に届いた塩ラーメンはごく普通のラーメンでした。

深めのどんぶりに透き通ったスープ。麺の上には見慣れたトッピングが乗っています。

おそるおそる麺を食べました。しかし、普通の食べやすい塩ラーメンでした。



しかし、あのラーメンは何だったのでしょう。いまだに真相は不明ですけれど、今一度確認に行く勇気はありません。

おいしくもないとわかって電車代と時間をかけて食べに行くほど、意味のないことはないでしょう。



後日談。

しばらく気になり続けていた私は、そのラーメン屋さんをインターネットの口コミサイトで検索してみることにしました。

インターネットの口コミサイトはステルスマーケティングなどもあるかと思い、あまり信用してはいないのですが、確認したい、きっと自分と同じ意見があるはずだと思い、見たのでした。

すると、一部にこんな意見がありました。

「今まで、外食をして残したのは○○丼とここのラーメンだけです。」

「色も形もバラバラなレゴブロックを積み重ねていって出来上がった得体の知れない塔のようだ。」

もちろん、ラーメンを賞賛する意見も多いのは事実です。

しかし、それらに混じってこのような意見があったことになんだか安心させられました。

なんといいますか、私の舌がおかしかったわけではないということに。


ついでにもうひとつ。

口コミを見ていてふと思ったことなのですが、ラーメンを賞賛する意見は殆ど全てが

「おいしかった。また食べたい。」

などの、具体的な内容のないものばかりである一方、そうではない意見のほうが、どこがどのようにそうであるかを具体的に書いてあったような気がします。

口に合わなかった理由がある一方で、賞賛の理由が見られなかったことに違和感を感じました。
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